京都寺巡り(その2) 〜石路・飛び石編〜
2012年12月10日
PM 2:30
金地院に到着。ここから寺めぐり開始です。
金地院の石路1
一見、無造作に並べられているように見えますが、人が踏み込むラインには広めの石版をバランス良く飛び石のように配置しているのがみえるでしょうか。この石路のように、使い手の意識しない所における造り手の気遣いが自然と素敵なデザインを生み出すものなのですね。
金地院の金地院の石路2
延べ石や長方形の板石、大小の石を組み合わせることで変化に富んだ味わいある石路になっています。
金地院の金地院の飛び石1
上から見て、石の凸型な部分に合わせて、次の石は凹型な部分をもってきています。
日本庭園における飛び石敷きの基本が忠実に守られています。
金地院の飛び石2
90度回転しながら曲線状に並べられた正方形の飛び石。
こうすれば、回転せずに並べたとき内側と外側でできる石板どうしの開きの差を気にしないで配置できますね。
金地院庭園全景
右に見える石山が鶴島、左に見える石山が亀島です。これらの石組みには神仙蓬莱思想という不老不死の思想が込められています。当時の政治の中心であった徳川家永遠の繁栄の願いを込めて造られたそうです。
本日のご紹介は以上です
次回は京都巡りの最後に訪問しました「無鄰菴」のご紹介をいたします。
投稿者: 周防 寿一
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