お庭造りあるある その1
初回のお題は「コンクリートの踏み台」です
皆様のご自宅にもこのような踏み台がございますでしょうか。
これは一般的な「コンクリートの踏み台」です 。
そしてよくお受けしますのが、「コンクリート踏み台を解体してお庭を広くしたい」という内容を含んだご依頼です。
一見、簡単そうなこのご依頼。しかし実際は…。
上記の図の大きさであれば、職人一人が丸1日以上近くかけて解体出きるか、または解体自体出来ないか。というくらい難しい作業になります。
何故??と思われるでしょう??
それは、コンクリートの踏み台が下の図のような構造になっているかもしれないからです。
図の①は建物基礎の配筋が踏み台まで延長されている場合。
図2の②は建物基礎のコンクリートにアンカーを打ち込んで鉄筋が延長されている場合。
強度に違いはありますが、①と②どちらの場合も建物基礎と一体化している点で同じです。
建物基礎と一体化した踏み台を解体しようとすると、振動によって建物の基礎に傷を付けてしまう恐れがあります。このため電動カッター等を使用しつつ、振動を最小限にして、深い注意を払いながら解体する必要があります。
解体手間に伴う相応な解体費用も安くなく、建物の基礎に影響を及ぼしかねません。
創園舎としては安易に解体という判断をするのではなく、この踏み台を壊すことなく基礎として飲み込む形で、タイルテラスや石貼りテラスなどをおすすめさせていただくことで、構造上もデザイン上もしっかりとしたお庭のご計画をご提案をしています
投稿者: 周防 寿一
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